はじめに
いわゆる
5W1H
です。
子供の頃にやったことのある人もいるのではないでしょうか?
「いつ」「どこで」「だれが」「何をした」
それぞれの箱にみんなが思い思いにお題を書いて入れます。
1つずつランダムに引くと
「校長先生が、恐竜のいる時代に、海で、ダンスをした!」
なんていう文章ができあがるわけです!
驚くほどこれがウケる子供がいて、つぼにはまるとずっと笑っていたりします。
学級でのレクリエーションでもかなり使えるネタになると思います。
また、これを話型にすることで
分かりやすい話の伝え方を学習することもできます。
分かりやすいルールはミックスじゅーちゅさんのサイトに書かれているので是非見てみてください!
→https://45mix.net/itu-doko/
めあて
- 分かりやすく伝える方法を知る・考える
- 分かりやすい文を作る
授業の進め方
準備
用意する物
- 封筒5つ
- 沢山の厚紙(子どもが書く用)
- 子どもの数だけマジックペン
- いつどこでだれが何をしたの掲示
子供にそれぞれ1つずつ書かせ、封筒にいれさせます。
視覚支援として、4つの封筒を色分けする手立てもあります。
事前に用意した紙を封筒から取って
いつどこでだれが何をした の文を教員が例として見せると
グッとやり方が分かりやすくなります!
こんな感じで文を作ります。
今からみんなにこの4つを書いてもらって、できたら封筒に入れてください。
時間があったら紙をもっていって新しく書いてもいいです。
余分な厚紙を用意して、思いつく子にはバンバン書かせましょう。
字を書くのが苦手な子は、教員が代わりに代筆するのも◎です。
この時の注意点です!
暴力的な表現、死ぬ・○す・殴る、などは事前に書かないように伝えましょう。
もしそれでも書く子がいた場合は事前にチェックして、封筒から抜きます。
叱るというよりもそういった表現を書かないことを伝え、かんしゃくを起こす場合はタイムアウト法を使います。
思いつかない子がいる場合は、こっそりと先生に相談させてみてください。
相談された時はアイディアをいくつか提案してみましょう。
発表
教員が封筒から取るのも○ですが
子どもに選ばせると喜びます。
ランダムなのは変わりませんが、自分が取ったということが嬉しいですよね。
出た紙は読み上げてもらう+こちらが大きな声で読み上げましょう!
準備→発表
の流れは2回戦がおすすめ。
1回終わった後にお気に入りの文を発表したり
「私はこれを書いたんだ!」
とカミングアウトさせるのも盛り上がります!
教員もよかったものを取り上げると◎
そんなやり取りの中で
今度はこのことを書いてみたいなあ
というアイディアが出てくると思います。
そうしたら2回戦目もやってみましょう!
終わりに
このゲームは全体でやることもできますし、
授業後に「いつどこで・・・」
の話型を使って文章を書く・説明をする、といった練習もできます。
とても盛り上がる(ことが多い)ので低学年~高学年まで幅広くオススメできる活動です。
是非授業に取り入れてみてください。