突然ですが、就職(教員だと教員採用試験)や保護者との面談は、初めてだと緊張しますよね?
押し付けですみません。緊張しない方もいると思います。
私はめちゃくちゃ緊張するタイプで、大学生の頃は本当に面接がきつかったです。
縁の有った校長先生に練習していただいてなんとか無事教員として働いているのですが、実際上手くいったかと聞かれると、耳が赤くなるくらい緊張して何を喋っているのか、自分でも途中で分からなくなることがあります。
おそらく練習量の不足と、場慣れしていないことが大きな原因だと思います。(そういう性格といってしまえばおしまいなのですが、なんとか改善していきたいので自分に思い込ませています)
保護者との面談もはじめの1年はとても緊張していたのですが、2年目以降はだんだんと楽しくなってきました。保護者との面談が不安、心配、憂鬱と思っている方の参考になればと思って私の経験をお伝えします。
保護者との面談で気を付けることと緊張しないコツ
※通級教員の立場からお話します。
「面接」と同じく緊張すると思われる面談ですが、面接と大きく違う点があります。
それはこちらが聞く側に回っているということです。
- 子どものお家での様子
- 保護者が困っていること
- 学校での様子を伝えて、家の様子と比べる
- 学校で支援してほしいことを聞く
などなど。
しかし聞いた結果、困りの対処を保護者に伝えるのは非常に難しいスキルです。
そもそも保護者は対処法を望んでいない可能性もあります。そこはコミュニケーションの中で保護者の考え・真意を汲み取らなければいけません。
もしかしたら聞いてほしいだけかもしれません。
そのため、新任の先生やまだその職種に慣れていない先生は聞くに徹してその結果を周囲の教員に共有することがベターです。
何を聞くかは、事前に先輩の先生から聞いてみると良いでしょう。
雑談も混ぜて、聞いた結果と学校での様子を比較しながら伝えながら保護者と信頼関係を築いていくのが大切です。
(時間に余裕があれば、です)
家では暴言が多いんです、youtubeの影響ですかね、ふざけんなとか言うんです・・・言っても止めてくれなくて・・・
そうなんですね・・・学校ではあまり言わないので、場所によって使い分けているかもしれませんね、他にはどんなことを言っていますか?
学校でも同じです。嫌なことを言われると出てきますね。「他の人が嫌な気持ちになる」と伝えると、気づいてやめることも多いです。どんな時に言っているか、他に使っている暴言があるか、思いつく事はありますか?
あくまで解決策は言わず(そもそも簡単にできる解決策は詳しいアセスメントをしないと分からないので)深堀りしていくと、共通認識できる情報が増えてそれだけでとても有意義な面談になります。
ちょっとレベルアップですが、研修や書籍の内容を頭の片隅において保護者の話とリンクしてそうなことがあったら「後日お見せしますね」と、紹介しても良いでしょう。
保護者が解決策を明確に求めている場合は、指導している内容を詳しく伝えたり、試してみても良い方法を伝えるのが良いと思います。
ただ、それを伝えるのはある程度の経験が必要なため、安易に口にしてしまうのは禁物。これは大丈夫!ということだけを伝えましょう。
もし保護者がやってほしい、という指導・支援を伝えてくれた場合は実際やってみて、連絡帳のコメントで、どんな様子か伝えられるとばっちりですね!
以上。まずは話を聞く、傾聴が大切だと私は思っています。はじめは緊張しましたが、現在ではとても楽しく保護者と面談を行うことができています。
是非沢山、面談をする中でスキルを磨いてみてください。
(私自身、ようやく中堅かなというレベルの人間のお話なので、初任者やまだ面談は緊張するなという方は参考にしていただけたらと思います)
面接の時の緊張・・・はまだ模索中です
教員の場合、面談は1年に何回もあって場をこなせると思いますが
面接する機会は本当に少ないと思います。
教員採用試験以外には、公募異動・副校長・校長の面接あたりでしょうか。
面談と比べ圧倒的に場数をこなせない+相手からの質問に答える形式なので難易度は高いと思っています。私の苦手意識が強いからかもしれません。
学校の中でいわゆる「自己申」で管理職と話をする場はありますが、普段から職場で関係を築いている仲のため、初めて話す「面接」とはワケが違います。
大学生などでの「模擬面接」のような形で職場の先生に手伝ってもらうのが良いでしょう。
※とはいえ、時間的にも精神的にも、お願いするのはハードルが高い・・・かな?
あとは、面接をした後にあまりクヨクヨと思わないことが大切です。(自分にも言い聞かせています)
反省は大切ですが、クヨクヨしてたら先に進みません。
いくらでも面接やったる!!!
くらいのラク~な気持ちで場数をこなしていくのがコツだと思います。
幸いかどうか、現在小学校教員で働けない・・・という状況はあまりないと思います。
産休代替や非常勤という選択肢もありますし
公募・副校長・校長、の面接は再チャレンジもできます。
まずは今の仕事を頑張って、面接は何回も経験して、自分のキャリアを積んでいきたいなと思います。
この記事を私と同じく、めちゃくちゃ緊張してしまう人に読んでいただけたら幸いです。