DCD(発達性協調運動障害)とは?

発達

DCDってどんな発達障害?

簡単に言うと「体を動かすのが苦手、手先が不器用」な状態です。

協調運動とは、手・目・足の1つ1つの動きを一緒に行うことです。

人間は
座る・立つ・歩く・走るなどの粗大運動
手先を使う動きの微細運動
という動きをします。

その動きがぎこちない状態で、さらに日常生活に大きな支障が続いている状態だとDCDと診断されます。

具体例

粗大運動の苦手さ

  • 走り方がぎこちない
  • なわとびのジャンプのタイミングが分からない
  • ボールがうまくなげられない
  • 姿勢が崩れやすい

微細運動の苦手さ

  • 筆圧のコントロールが難しい
  • 消しゴムがうまく使えない
  • ハサミがうまく使えない
  • ボタンをつけたり外したりできない
  • 箸がうまく使えない

周りの大人ができること

どんな動きが苦手か、アセスメントが第一です。

苦手さが見つかったら

楽しくトレーニングできる方法を模索します!

手先の動きを身に付ける場合は、粘土をこねるなど簡単で楽しめる物を選ぶ。お手伝いで洗濯物を洗濯ばさみにはさんでもらうなどもいいですね。

縄跳びであれば、紐に重りをつけたり、持ちてを長くしたり飛びやすい工夫をする。握って回せるコンパスを使わせる。など、動きの支援ができるグッズなども有効です。

感覚統合のトレーニングも参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました