そろそろ2学期の終わりが見えてきました・・・
来週が終業式の学校も多いのではないでしょうか?
先が見えてきたことで私の気持ちもようやく楽になりかけています。
子どもはクリスマスやお年玉など、楽しみなことも多いですね!
冬休みはかなり短い中で忙しいイベントが詰まっています。
有意義に落ち着いて過ごせる時間を作っていきたいですね。
さて、一応このブログは「教育」「特別支援」をかかげているので、そこを絡めて少しお話をしたいと思います。
子どもと話をしていると
「僕は〇〇万円ももっている!」
「この前おもちゃ&ゲームを買ってもらった(誕生日ではない)」
という話がたまにでてきます。
お金にまつわる教育は本当にご家庭で様々ですが、
私はどちらかというとあまり物やお金を与えたりしたくはありません。
もちろん、何か理由があってどうしても必要だったら渡しますが必要最低限にしたいです。
(生活に必要なもの、習い事や打ち込んでいる物の道具など)
子どもはなんだかんだ、お金や物が無くても楽しく生きていけます。
ただ、お金や物がありすぎるとその感覚が当たり前になったり、何の苦労もせずご褒美が与えられてしまうことが、応用行動分析の考え方からすると、かなりまずいです。
努力をしない方向に育ってしまう可能性が高いです。
逆に、物が少ないと周りと比べて不満がたまる可能性が高いですが
物が与えられないのが当たり前
になると、もらった喜びも大きくなりますし、今ある物で工夫して楽しく過ごすスキルも身に付きます。
低学年は特に、ご褒美は言葉やシールなどで十分だと、私は思っています。
一度簡単に欲しいものが手に入れられてしまうと、すぐにそれに慣れてしまうので
できるだけ小さい頃、早い段階から物をあまり与えられない環境にすることをおすすめします。
ちなみに
「我慢させたら、その後反動がくる」説
もあります。
もしかしたら、あるかもしれません。
ただ、小さい頃に身に付いた習慣は、良い事も悪いことも、変わりにくいと私は考えています。
冬休みのイベントの中で是非、子どもとお金・物について考えてみてはいかがでしょうか。