【ぶっちゃけ】特別支援教育士(S.E.N.S)ってどうなの?

資格

2024年現在、SENSの講座を受けていて、もう少しで実習+資格取得の段階です。

まだ資格未取得の身ではありますが、オンライン講義を受けてきての実際をお伝えします。

公式ホームページです→https://www.sens.or.jp/

概要

どんな資格?

LD・ADHDのアセスメント・指導の専門的な資格です。

まずはLD学会に入会しなければなりません。
一般財団法人特別支援教育士資格認定協会 はLD学会の認定団体なのです。
別団体と名乗ってはいますが、LD学会をやめるとSENSの資格は無くなるので、
2つの団体は密接に関連しています。

さらに上の資格としてS.E.N.S-SVなるものがあります(スーパーバイザー)

2023年時点で
S.E.N.S  : 5,098名
S.E.N.S-SV :  409名

取得にかかる時間

1Pあたり1時間×30P=30時間
指導実習
9時~21時半×2日
9時~16時半×1日
32時間半

60時間以上かかります。
大体2Pで1日拘束されるので
18日かかります。働きながらだと結構大変です。

カリキュラムをみると、1年でちゃんと30Pが取れるようになっているので(休日全部受けられた場合)指導実習を合わせて、最短2年間で取得できる計算となります。

ちなみに、資格更新も必要なポイントがあり、研修などを受けなければなりません!

費用

まず言います。めっちゃ高いです

LD学会への入会金
5000円
年会費
9000円

受講登録料
11000円
講座1P×30+指導実習
12万+6万※宿泊・食事有は9万3000円

資格登録料(5年分)
22000円
会費(5年分)
10000円

必携資料は1万円くらいかかります。

合計すると
講座に19万6000円+書籍代
会費と登録料で毎年1万5400円

20万円以上かかる高価な資格です
※以前はオフライン研修なのでさらにお金がかかっていました。

さらに大変なのが、指導実習でWISCの検査をやらないといけないということです!
検査キットは貸出があるらしいですが、採点マニュアルと解釈マニュアルは自分で調達しないといけません!2万5300円です。

教育関係者は知り合いから借りるのが良いと思いますが、検査キットの貸し出しは時間もかかるし、早めにやっておかねばなりません。練習をお願いする人にもアポが必要ですね。

とっても大変です。現在私はここまでたどりついておりません。

個人的感想

必要かどうかと言われると、悩ましいです…

受けてみて分かったことなので、後悔はしていません。まだ未取得の身ですが。
実際、異動や管理職との話の中で勉強しているという気持ちを伝えられるのでその点は有効かなと思いました。

ただ、講義の内容と資格の有用さは現在ほとんど感じられません。
なんとなくではなく、強い目的意識をもっての取得をおすすめします。

私はブログを書くにあたって、必要な特別支援の知識を体系化する1つのツールとして見ています。

SENSの資格を取らずとも、必要な知識はすべてこのブログで学べる!
というレベルのコンテンツにしていくので、今後も当ブログをよろしくお願いします。

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