発達の「でこぼこ」って?【特支用語解説】

特支に関わる用語

解説

最近、発達のでこぼこ・でこぼこちゃん
などという言葉を聞きます。

明確な定義は無いですが

ASDADHDLD

など、発達に特性があるお子さんのことを指すことが多いようです。

特性という言葉も良く出てきます。
簡単に言うと

得意・不得意のこと」と思ってもらって構いません(厳密には他の要素も組み合わさります)

誰にでもある得意不得意ですが、それがとても偏っていたり、不得意さゆえに生活に支障をきたしたりすると「でこぼこ」「特性がある」などと言われます。

少し話は変わりますが、発達検査というものがあります。
ちまたで言われるIQをはかる検査ですが、その中にはいくつか項目があります。

言語の力・記憶の力・理解の力・思考速度の力など・・・

これらは平均「100」の値に近い人が多いですが
たまに140、60など値が極端なことがあります。
すべての力が高いとギフテット、すべての力が低いと知的障害と言われたりします。

しかし、全体IQ100
に対して言語の力120・記憶の力80など、大幅に差がある場合が稀にあります。
この数値の差も「でこぼこ」と呼ばれます。

このでこぼこが大きいと生活するうえで「なんかやりづらいな・・・」と思うことが増えてきてしまいます。

発達のでこぼこがある子は学校にある特別支援教室(通級)に通っているお子さんが多いです。
もし周囲にでこぼこがある子かな?と思う子がいたら、少し気にして困っていそうだったら手を差し伸べていただけたらと思います。

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