はじめに
それぞれみんなが持っているヒントを出し合って、1つの答えを出す活動を
「情報統合」
といいます。
ムシムシ教室の席替えは4~5人の少人数グループ向きの活動で
ヒントカードを元に、ムシの席をあてていきます。
派生形で
「ムシムシマンション」「どうぶつマンション」などもありますが
親しみのあるポケモンなどのキャラクターを題材としたり
あてはめる場所を地図や、観覧車などにしたり、応用もききます。
めあて
- 相手の話をよく聞こう、最後まで聞こう
- 伝わりやすい声で言おう
授業の進め方
準備
- 黒板前の掲示
- 話型の掲示
- ムシカード
- ヒントカード
ある日、ムシたちの教室で席替えがありました。
でも誰がどこの席なのか先生は分かりません。
ヒントを話し合って、正しい席にムシを置きましょう。
虫のカード、ヒントカードをいらすとやさんの絵を元に作ってみたので活用してみてください。
関係ないヒントもひっかけでまぎれています。
活動の流れ
話を聞く・伝える
を丁寧に行うには1つ1つ、話型を使ってみます。
①
ヒントカードがあります。
「いちばんひだりの前の席は、クワガタです」
挙手して発言することが大切です。話すのは一人です。
②
絵カードが貼れます
こちらも話す時に挙手しましょう。離席して、カードを貼りに行きます。
③
これでいいですか?
あっているかどうかの確認です。
④
いいです!(orちがいます)
間違っていてもどんまい!
次にがんばりましょう。
言う子が1人に対して、聞くのが2~4人ほどなので、聞く時間が長くなります。
静かに聞いている子を褒めるのが〇です!
全部揃ったら答えを出してみんなで確認!
拍手でおめでとうです!(間違えている場合は、事前に教員が全体に「あれ?」と声をかけてみましょう)
終わりに
教材作成は少し難しいですが、なかなか盛り上がる活動です。
文字を読んで、ある程度考えることがあるので2年生~がおススメかなと思います。
ぜひ実践してみてください!
関連リンク
エクササイズ集
https://apec.aichi-c.ed.jp/kenkyu/chousa/kiyo/95syuu/kokoro/ex1-4.html
https://apec.aichi-c.ed.jp/kenkyu/chousa/kiyo/95syuu/kokoro/expdf/ex1.pdf
東京都教育委員会、特別支援教育、教育研究院研究報告書
https://www.kyoiku-kensyu.metro.tokyo.lg.jp/09seika/reports/files/kenkyuin/common/shien/h27common-shien.pdf