特別支援学校 とは?
特別支援のスペシャリストが集まっている学校(と私は思っています)
全国生涯学生支援センターによると、2024年現在全国に1217校あります。
2007年までは「盲学校」「聾学校」「養護学校」という名前でした。
現在では視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱、それぞれの障害に沿った学校があります。以前あった~盲学校~聾学校という名前がそのまま残っている場合もあります。
学校種は幼稚部・小学部・中学部・高等部です。
どんな子が通うの?
主に視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱
の子ども達が通います。
知的障害ではない、自閉症・情緒障害・言語障害・学習障害・注意欠陥多動性障害、の子どもは対象としていません。
適切な表現ではないかもしれませんが、「特別支援学級」よりも障害の重い子ども達が通っています。
どんなことをしてるの?
特別支援学級と同じく、少人数でのクラスに分けられます。
一般的な国語・算数などの教科に加え「自立活動」という取り組みもあります。
それぞれの子どもの障害に合わせた配慮がなされます。
- 視覚→点字・白杖等
- 聴覚→手話を含めたトータルコミュニケーション
- 知的障害→コミュニケーション、日常生活のスキルの習得
- 肢体不自由→その子に応じた指導(多岐に渡る)
- 病弱→小学校・中学校と同じ学習、精神的なケア
上記はほんの一部にすぎません。
特別支援学校では本当に沢山の支援や手立てがなされています。
特別支援学校に通うには
- 幼稚部3歳~5歳は各学校へ出願
- 小学部と中学部はその自治体の教育委員会に連絡・相談
- 高等部は各学校の入学選考を受ける
といった形になります。
詳しくは各自治体・学校のホームページをチェックしてみてください。