お金の話は世間ではしにくい雰囲気を感じているのですが、正直先生たちの給料ってどれくらいなのか、今回は解説します。
2024年の東京都小学校教員のお給料について調べてみたので簡単に紹介したいと思います。
参考にしたのは東京都教育委員会のホームページです
→徹底解析!~働く環境~https://www.kyoinsaiyopr.metro.tokyo.lg.jp/environment/environment.html
→教員の給与制度
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/staff/personnel/salary/salary.html
→東京都の教員の給与と年収を解説【詳細版】
https://kyoiku-consul.com/archives/1720
※見やすいように額はおおよその数値にしています。詳しくは教育委員会HPへ!
※計算式に給料テーブルと手当を当てはめているので、実際の支給額とはずれが生じる可能性があります。最終的なグラフと照らし合わせて大きなずれは無かったので、大きく外れることは無いです。
以下ざっくり結論です
・学級担任などの先生は初任年収400万円→55歳で760万円
・40歳以降校長や副校長になると750万円~1100万円
ここから少し詳しく説明します。
ケース1 大学卒初任給(23歳)
小中高の先生:26.5万円+ボーナス=405万円
特別支援学校約27.9万円+ボーナス=420万円
※税引き前です
あれ、中高の先生のほうが高かったイメージだけど小中高で同じなんですね。
他のブログでは、25万程の表記となっている所もあったので令和6年度はある程度給料UPしているということだと思います。
ケース2 大卒からの主任合格(31歳)
35万円+ボーナス(140万円)=560万円
特別支援学校は月1.5万円の調整額が出るので+24万円で584万円です。
※税引き前
勤続8年で主任試験が受けられるらしいのでそれで計算してみます。
3級・13号という給料で考えると(教員の給料テーブルがあります)
計算がややこしいのでこちらのブログを参考にしてボーナスを4か月分としてみました。
ケース3 大卒→主任→副校長(40歳)
最速のケースは39歳らしいですが、キリよく40歳で計算します。
5級25号給で計算します。管理職手当がついて給料が大幅にアップします。
副校長の管理職手当は80700円/月です。
50万円+ボーナス=750万円
※税引き前
校長副校長のボーナスは3か月分として概算します。
ケース4 そのまま校長へ・・・(50歳)
最速のケースは43歳らしいですが、ほぼほぼ無いのでキリよく50歳で計算します。
6級49号給で計算します。
校長の管理職手当は104500円/月です。
72万円+ボーナス=1080万円
※税引き前
校長副校長のボーナスは3か月分として概算します。
ケース5 大卒→教諭を続ける(55歳)
ありそうなパターンの1つですね。
初任者23歳はは2給9号給で計算したので。
32年かけて2級137号給として計算します。
※号給は年にほぼ4給あがりますが55歳で昇給が止まるそうです。
55~60歳の給料は同じ、ということですね。
47.5万円+ボーナス=760万円
55歳教諭と40歳副校長のお給料がほぼ同じということが分かりました。
生涯年収
例によって教育委員会HPからの出典です。普通の先生と校長で9000万違いますね。
税引き前で、手取りだったら差はある程度縮まりそうです。
https://www.kyoinsaiyopr.metro.tokyo.lg.jp/environment/environment.html
これらのデータが教員の志望・生涯年収アップやキャリア形成・転職などで参考になれば幸いです!